医療法人 けんゆう会 介護老人保健施設 さわやかセンター

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スタッフ日誌

認知症の方への声掛けの具体的なポイント

update:2014年03月17日

現在、全国の自治体で認知症の研修などが増えてきています。ですが、見た目ではこの方が本当に認知症の方なのかは判断できません。ですが、声掛けの方法や手段を知識として知っていれば、役立てるかもしれません。今日のスタッフ日誌では対応ポイントを認知症サポーター養成講座の資料より紹介したいと思います。
①まずは見守る…認知症の人に気づいたら、一定の距離を保ち見守ってください
②後ろから声をかけない…相手が気づいてから声をかけます
③余裕をもって対応する
④声をかけるときは1人で…複数人に話されると混乱します
⑤相手の目線を合わせて優しい口調で…使い慣れた言葉を使いましょう
⑥おだやかに、はっきりした滑舌で
⑦相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する…ひとつずつ答えられるように
次に、この間小林市で徘徊模擬訓練がありましたがその際小林市地域包括支援センターのかたが紹介していただいた声掛けの言葉の例を紹介します。
①「こんにちは」…さりげなく笑顔であいさつし、不安感をとる
②「どちらにおでかけですか」…道に迷っているのではないか確認
③「ひとやすみされませんか」…認知症らしいとき、もっと詳しく聞くために不安や焦りをとるために
④「どこからこられたんですか」…最初挨拶などしてある程度不安がとれた後、情報を聞きます。最初からいろいろ質問するとかえって不安になられます。
以上のの内容を気にしてでも頂けたら認知症の方も安心して過ごせるかもしれません。
小林市では認知症の方やその家族を地域で支える活動を数多くしています。一人でも多くの方が「認知症」に対して正しい知識を持っていただければいいなと思っています。